気分の落ち込みを放置しておくのは危険!

どんな仕事でもミスをして先輩や上司から叱られたりすると気分が落ち込み、テンションが下がるものです。特に看護師のミスは患者さんの命に関わることでもあるので、特に厳しく注意されることが多いでしょう。このようなことから、気分が落ち込みがちな看護師は、多くいるようです。

さらに、注意されるだけでなく、看護師の仕事は交代制であるため生活が不規則になりがちで、こういったことでもストレスが溜まります。ストレスを感じて気分が落ち込むことは自然な反応であり、誰でもあることです。しかし、この気分の落ち込みが長期に渡り続くと心配なことがあります。

もし、今まで興味があったことにも興味が薄れてきたとか、イライラして怒りっぽくなった、よく眠れない、または眠れても起きれない、常に疲れている、自分には価値がないと思ってしまうなど、こういった状態が2週間以上続くようならうつ病などの病気の可能性が考えられます。

このような状態になったら、心療内科あるいは精神科の受診を検討すべきです。しかし、いきなり心療内科や精神科には行きにくいという人もいるでしょう。そんな人は、かかりつけ医がいるのであれば、まずはその医師に相談すると良いかもしれません。症状を聞いた上で、専門医を受診する方が良いとか、しばらく様子を見てみようとか、その医師の意見が聞けます。

気分の落ち込みは誰もが経験することなので放置しても大丈夫と思いがちですが、長期に渡って放置するとメンタルに支障をきたし、専門医の治療を受けることになるので注意が必要です。