気持ちの切り替えが苦手な人へ習慣づけてほしいこと

仕事のミスや、親しい人との喧嘩など気持ちが落ち込んでしまったまま、なかなか切り替えがうまくできないという看護師はよく見られます。気持ちが落ち込んだ状態が続くと、周りが気を遣ってしまうほか、自分自身がミスなどを引き寄せてしまう可能性も否めません。悪循環が続き、精神的にもつらい思いをしてしまうでしょう。

もし、自分の気持ちがうまく切り替えられないという場合は、自分の根本を見つめてみましょう。ネガティブな気持ちを抱え込みがち、完璧主義、こだわりが強いなど自分の性格が影響していることがほとんどです。自分がどういった性格で気持ちの切り替えが難しいか把握できたら、次のメソッドを実践してください。

「失敗などの事実」と「自分の気持ちが落ち込む」ことは全く別の行動です。まずは気持ちが落ち込むきっかけとなった事実を受け止めてください。どうして落ち込んでしまったのかを紙に箇条書きで書き出すところから始めましょう。ネガティブな言葉でもよいので全て吐き出してください。

次に「落ち込んでいる自分」ではなく「どんな自分になりたいか」置き換えてみましょう。例えば、「凡ミスをして本社に迷惑を掛けた→ミスをして恥ずかしい→恥ずかしいではなく次は間違えないぞ!という強い意思を持ちたい」というように置き換え、その自分をイメージしましょう。

また、「次は間違えない、強い意思をもって行動したい」を実現するには、自分はどう行動すべきかを模索してください。仕事の手順を振り返る、報連相をしっかり行うなど関連付けることで意識付けができます。