気持ちの切り替えが上手く行かず、ズルズルと引きずってしまう人は少なくありません。仕事の時間はこのような状態だと生産性が高まることはありませんし、周りの空気を乱してしまう原因となるでしょう。自分でも「引きずっている、切り替えられない」と自覚したら、気持ちを切り替えるための行動を取ってみましょう。
まずは、その場から一旦離れることをおすすめします。トイレに行く、手を洗う、リフレッシュコーナーでコーヒーを飲むなど自分なりのブレイク方法を身につけてください。くよくよした気持ちなど、たいてい切り替える事が可能です。
看護師の場合、その場から動けないということもあるでしょう。その時は、深呼吸をすることも一案です。怒りの気持ちを沈め、切り替えたいというときは、深呼吸をしながら目を閉じて6秒カウントしてください。たっぷり6秒カウントすることで怒りの気持ちを払拭しやすくなります。
体を動かすことは一番のリフレッシュになります。気持ちの切り替えができるほか、血行を促すことで肩の力も抜けていきますよ。全身運動にちかいラジオ体操や軽いストレッチがおすすめです。私生活の場面で気持ちの切り替えが難しいという場合は、カラオケやボーリングなどを思い切り楽しんでみましょう。好きなことに夢中になる時間を持つだけで、前向きな気持ちになれます。また、睡眠や入浴など自分の体調を整えることに注力することも必要です。一晩明けたら気持ちのリセットができている状況を作ることが理想です。
看護師の場合は夜勤があるので、睡眠を取ることには十分に気を付けたほうが良いでしょう。自分なりの生活リズムを整えておくなど、心掛けるようにすると良いかもしれません。ほかにも、気持ちの切り替えの方法はたくさんあるので『看護師の心の健康~ 気持ちを切り替えるコツ~』も併せてチェックしておきましょう。